グリーンネイルの対処・治療方法
グリーンネイルの対処・治療方法
治し方・対処方法として以下のようなポイントを押さえておきましょう。
- 大前提としてジェルやマニキュアなどファッションネイルは中止する
- 軽度のものは自分でも対処可能
- 中度~重度のものは病院で医師に診てもらう
ジェルやマニキュアは中止が鉄則!
最初に説明しておきたいのですがグリーンネイルになってしまった場合、ジェルネイルやマニキュアをされているのならすぐに中止するのが一番です。
さらにジェルの場合、無理矢理はがしたりするのは禁物です。
爪がさらに傷つきボロボロになってしまいます。ネイルサロンに行き、グリーンネイルになってしまっている事を伝え、オフしてもらうのが最善策です。
清潔にし、乾燥させれば緑膿菌もいなくなりますので、2週間くらいは爪になにもせず経過を観察しましょう。
爪が伸び緑の部分がなくなるまでネイルは我慢です。
グリーンネイル軽度の場合の対処方法と治し方
症状が比較的軽度の場合、自分で処置を行うことも可能です。
ジェルをオフしてファイル(爪やすり)で注意深く緑になっている部分を削り、除去しましょう。軽度の場合はこれだけでもグリーンネイルの除去が可能です。
処置後、しっかりと消毒をしジェルネイルを施すことも可能ですが、おすすめはしません。
中度の対処方法
中度程度まで進行してしまっている場合、ファイルで完全に削るのは難しくなっています。
削りすぎてもいけませんので無理のないところまで削り、しっかりと消毒をして処置をします。
軽度の場合と同じく、経過を見ながら2週間くらいは爪を休ませましょう
重度の場合の対処方法
かなり症状が進行している場合は自分やネイルサロンでも処置は不可能です。
まずネイルサロンに行き、ジェルをきれいにオフしてもらってから、皮膚科を受診しましょう。
最近、グリーンネイルがかなり増えてきていますのでどこの病院でもすぐに対応してもらえるはずです。
治療は外用薬(塗り薬)を処方されることがほとんどですので、正しく使い治療に努めて下さい。完治まで早くて2ヵ月~遅くて数カ月~1年近くかかる場合もあります。
自分で対処する場合の手順と注意点
※ある程度ジェルの知識と技術が必須です。自信のない方はプロに任せることが最善です。
手順1.爪カビ部分を除去
まずは変色している部分を取り除きます。
ジェルは表面をファイルで削って残りはアセトンを使って溶かします。
爪が柔らかくなりますので「プッシャー」を使い除去していきます。
残った細かい部分は再度ファイルで削って完全に除去します。(中度以上の場合は完全にはなくなりません。)
手順2.消毒
カビ部分を取り除いたら消毒します。
塗り薬などを使う場合も先にしっかりと消毒してから使うようにしましょう。
手順3.器具は使い捨てにする
使った器具は基本的に使い捨てにします。(金属のものは消毒してまた使えます。)
基本的に他の爪にうつることはないですが、万全を尽くすのなら使いまわしはしないのが賢明です。
ファイルは古くなったものなどで除去するのがおすすめです。
皮膚科でのグリーンネイル治療について
よく「どこの皮膚科に行ったらいいですか?」と聞かれることもありますし、ネットでもグリーンネイルを診てくれる病院を探しておられる方々をよく見ます。
基本的にはカビ菌ですので水虫と同じです。治療薬も特別なものではないのでどこの皮膚科でも見てもらえるのでご安心下さい。
まずは早く対処することが大切です。お近くの皮膚科でも大丈夫ですのでまずは1回医師に診察してもらいましょう。
グリーンネイルが完治するまでの期間は?
これもよく聞かれる質問です。症状の具合にもよりますので一概には言えませんが早くて2ヵ月~遅くて1年以上かかることもあります。
また手に比べ、足の爪の方が治りが遅く最低でも半年近くかかります。
もちろんですがこの間、ジェルなどはできません。
根気よく治していくしかないのが現状です。早く発見し、早く対処をすればその分完治も早くなります。
常日ごろから爪の状態や浮いていないかなどはチェックしておきましょう。