グリーンネイルの原因
緑膿菌という言葉はあまり耳にしない言葉かもしれませんが、この菌がジェルなどのつけ爪と自爪の隙間に入り込み、繁殖するのがグリーンネイルの原因です。
緑膿菌はどこにでもいる常在菌でカビの1種です。
この菌は狭く、湿気のある場所で増えやすく、
ジェルネイルと自爪の隙間などに入り込むと繁殖しやすくなるのです。
以下のような例でグリーンネイルのリスクは高まってしまいます。
あなたは大丈夫ですか?注意しましょう。
例1.処理をせずジェル・スカルプネイル施術をする
ジェルの密着をよくするサンディング(爪に傷をつける工程)や消毒などを怠ると、ジェルの浮きや菌の繁殖の原因となりカビてしまう危険が高くなります。
これは実はセルフネイルをされる方によくあるんです。
たしかに面倒な工程かもしれませんが、ジェルの持ちや衛生面に関係する重要な工程ですのでしっかりとして欲しいと思います。
削りすぎると爪が痛むということも事実ですが、サンディングが甘いとすぐにジェルが外れてしまう事もあります。そうなったらまた付けないといけませんし、その分また爪にも負担がかかります。
グリーンネイルにならないためにも、キレイな爪を維持するためにも自信のない方はやはりプロのネイリストにジェルは施術してもらうのがおすすめです。
例2.ジェルが浮いても放置する
「ジェルネイルが浮いているけど、ちょっとくらいなら大丈夫!」
そんな風に思っていませんか?少しの浮きでも菌が隙間に侵入し、
体温で温められて繁殖し、カビの原因になってしまいます。
特にジェルネイルは持ちがいいのでついつい交換時期(ジェルネイルの場合約3週間)を過ぎてもつけ続けている方も多いのではないでしょうか?
交換時期を過ぎると爪の成長の影響などで隙間ができやすくなります。ですのでネイリストは
「ジェルの交換時期を守って下さいね」と言うのです。
交換の時にジェルをオフしたら爪が緑でびっくりした人もたくさんいるはずですよね。
例3.手汗をかきやすい体質
ジェルをライトで固めるのでライトで温められて指先は汗をかきやすい状態になり、水分が爪の隙間に入り込みグリーンネイルの危険が高まってしまいます。
特に手汗をかきやすい人はエタノール等でジェル塗布前にしっかりと水分を飛ばしましょう。
水分や油分がジェルなどに混ざると持ちが悪く浮きやすくなり、水分が入り込みカビ菌が繁殖してしまいます。
指先の水分には十分に注意をしてジェルネイルの施術は行いましょう。特にセルフネイル時では特にしっかりと処理をして下さい。
例4.指先をよく使う仕事
ジェルは強い衝撃が加わると浮いてしまうこともあり、グリーンネイルのリスクが高くなります。
ですので指先をよく使う仕事の方はジェルが浮きやすくグリーンネイルになりやすいです。代表的なのは事務員さんですね。
パソコンのキーボードを叩くのは実は思っているより爪に衝撃が加わっています。
毎日繰り返しているとかなり浮きやすいのでこういった方々は早めにジェルを交換するのがグリーンネイルを防ぐポイントです。