深爪
深爪の方が好きという方もたくさんいると思うのですが、実は大変危険です。
爪を切りすぎると肉と爪が接している部分【爪床】がむき出しの状態になります。
この爪床には毛細血管が集中しており、大変デリケートです。本来ここを守るための爪なのですが、
深爪によりダメージや外傷を与えてしまうと感染症のリスクが高まってしまいます。
また爪自体にも負担がかかり変形の原因にもなります。
深爪によるトラブルには以下のようなものが挙げられます。
化膿性爪囲炎
指先に起こる細菌感染症の一つ。爪の周りが赤く腫れ、痛みを伴います。
放置しておくと爪を切除しなければいけなくなることもあり、
激痛を味わうことになりますがほとんどの場合適切な処置をすれば大事には至りません。
なってしまった場合、早期に治療を行いましょう。
陥入爪(でこぼこ爪)
爪の角が皮膚に突き刺さる現象。
重症の場合には出血や痛みで歩行困難になることもあります。
この後解説する【巻き爪】も良く似た症状です。